離婚前と離婚後にやっておくべき手続きとは
離婚の際にしておかないといけないことはたくさんあります。
離婚は単に離婚届を出せばおしまいということではないのです。
しっかりと手続きをしないと離婚もより手間取ってもしまいます。
ここではそんな離婚時にしておくべき手続きについてまとめていきますから、これから離婚をする際にはチェックしてみると良いでしょう。
離婚の際の手続きについて
①まず、離婚の前には本当に離婚をする気があるか双方で確かめておきましょう。
離婚を進めていくにつれて迷いが生じることもあります。
離婚は一度すると後戻りできないので、最初に離婚について気持ちが固まっているかどうか話し合っておきたいところです。
②離婚の際には離婚届が必要となりますが、離婚時には別居するのが基本でしょう。
他に氏名の変更などもしないといけません。
こうした離婚に伴う手続きに必要な書類はすべて役所で手に入ります。
役所のウェブサイトですべてダウンロードできることもありますから、まずは住んでいる地域の役所に電話してみると良いでしょう。
③離婚時には財産分配もしないといけないことがありますが、これも話し合っておく必要性があります。
もし住宅を売り払ってしまうならばこの辺りの手続きもしないといけません。
④こうした離婚前にする手続きの中でも特に重要なのが離婚届です。
この離婚届を提出すると後戻りもできません。
このため、離婚届提出前にできることはやっておくと良いでしょう。
⑤また、弁護士事務所を利用するかも離婚を始めるにあたって検討してみましょう。
たとえば、財産問題などがかなり厄介な場合には弁護士事務所を利用するのもありでしょう。
弁護士事務所に依頼するとコストがかかりますが、それだけスムーズに離婚を勧められることがあります。
⑥離婚をしたら氏名変更した事実を関係先に知らせておくことも大事です。
氏名変更したのにクレジットカード会社などに伝えていないと料金請求された際に困ることがあります。
このように離婚の際にしておきたいことはかなり多いものです。
実際、離婚はかなり疲れることであることも承知しておきましょう。
離婚をするためには上記で紹介したような数々の手続きを経る必要性がありますが、離婚を勧めていくにつれて精神的に疲れてしまうこともあります。
このため、離婚は時間をかけて行っていくのも一つの手です。
離婚前に相談しておきたい結婚問題相談所
○自力で解決しないでプロに相談
夫婦仲のトラブルなどは必ずしも離婚しないと解決できないということはありません。
こうした問題は離婚以外に結婚問題相談所に相談することでなんとかできることもあります。
当事者では解決しにくいようなことも結婚問題のプロである結婚問題相談所に相談すれば解決策も見つかることもあります。
◆しかし、結婚問題相談所に依頼すると数万円単位で費用もかかるので気をつけておきたいところです。
結婚問題相談所に相談しても必ず問題が解決する保証もありませんから、無駄金になってしまうこともあります。
◆他に、離婚をすることで生じるデメリットについても知っておきましょう。
例えば、離婚をすることによって再びパートナーを見つけるのも難しくなってきます。
離婚をしてそのまま再婚をしないという人は少なくないのです。
他にも、離婚をすると弁護士事務所などの支払い費用などのようにいろいろとコストもかかってきます。
引っ越し費用なども発生しますから、こうした費用がまかなえるかどうかも考えておかないといけません。
◆こうした離婚以外にも解決策はいろいろとあります。
たとえば、別居をしてみるというのも一つの手です。
感情に駆られて急に離婚をすると後悔することも多いもの。
そのため、別居などをして距離を取ることでお互いクールダウンもできるようになります。
離婚をすると後戻りはできないのでじっくり整理して考える必要性があります。
このように離婚時に考えておきたいことは多いもの。
どのような手段を取るにせよ、離婚をする際にはその結果に責任を持つ事が大事です。
◆また、もし離婚問題を弁護士事務所に依頼する場合には必ず見積もりをしてもらうようにするといいでしょう。
見積もりをしてもらうことで弁護士事務所を利用した際にかかるトータルコストもわかります。
離婚はかなり費用的にかかりますから、しっかりとコストについては分析しておくと良いでしょう。
もしもコストがまかなえない場合には自分たちで何とかすることも可能です。
◆自分たちで何とかするすればプライベートな問題も知られずに済ませることもできます。
離婚の方法はいろいろとありますから、視野を広げて対処して見るようにすると良いでしょう。
◆また、弁護士事務所によってはおすすめできないところもあります。
なかには問題をさらに悪化させ、費用を上乗せしようと考えるようなところもあるのです。
弁護士事務所も利益重視な面もありますから、よく弁護士と相談し、選ぶことが大切です。