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弁護士は不倫調査もしてくれる?弁護士ができる範囲を解説

公開日:2024/10/01  

不倫問題は複雑で、解決には専門家の助けが必要ですが、弁護士は不倫調査にどこまで対応してくれるのでしょうか。この記事では、弁護士が不倫調査をおこなう範囲やその方法について解説します。弁護士の役割や限界を理解することで、問題解決に向けた効果的なステップを踏む手助けになるでしょう。

弁護士ができる不倫調査

不倫問題は、配偶者の信頼関係を揺るがす深刻なトラブルです。不倫を疑い始めると、その真相を知りたいという気持ちが強くなりますが、どのようにして調査を進めるべきか迷うことも少なくありません。

一般的には、探偵を雇うことが多いですが、弁護士にも浮気調査の依頼はできます。ただし、弁護士による浮気調査は一般的な探偵の調査とは異なる範囲と方法があります。

探偵は、尾行、張り込み、聞き込みなどの方法を使って不倫の証拠を収集します。尾行は対象者の行動を密かに追跡することで、不倫関係を証明するための重要な手法の一つです。また、張り込みは特定の場所での監視をおこない、不倫の証拠を収集する方法です。さらに、聞き込みは周囲の人々から情報を集めることで、不倫の証拠を見つける手段の一つです。

一方で弁護士も不倫調査は対応できますが、その範囲は限られています。まず、弁護士は専門的な調査技術を持っているわけではないので、尾行などの高度な調査は期待できません

また、弁護士は探偵とは異なり、プライバシーの尊重や法的手続きを重視します。そのため、弁護士による不倫調査は、主に証拠の収集や法的なアドバイスにとどまります

不倫調査の一例としては、浮気相手の情報収集があります。弁護士は、浮気相手の氏名や住所を調査できます。電話番号や車のナンバーをもとに、契約者情報や所有者情報を取得することが可能です。ただし、このような調査は慰謝料請求などの法的手続きに関連している場合に限られます。つまり、単独で浮気調査だけを依頼することはできません。

費用の負担について

不倫問題が発覚すると、調査や法的手続きに伴う費用は重要な懸念事項となります。ここでは、不倫調査や弁護士費用の負担について解説します。

不倫調査の費用

不倫調査の費用は、浮気が発覚した配偶者に負担してほしいと誰しもが考えるでしょう。この費用には、探偵による調査費用やその他関連する費用が含まれます。しかし、裁判所が認める賠償範囲は実際に支出した費用全額ではなく、一部の相当額に限られます

つまり、浮気調査によって発生した損害に応じて一部の費用が賠償される可能性があります。裁判所は浮気調査の必要性や相当性を判断し、その結果として適切な賠償額を定めます。

弁護士費用

弁護士費用も、不倫問題に関連して発生した損害の賠償の一環として考えられます。弁護士費用には、法的手続きや慰謝料請求に関する相談や代理活動にかかる費用が含まれます。裁判所が認める賠償範囲は、実際の支出額の一部であり、全額の賠償は期待できません

弁護士費用も、浮気調査の費用同様に、相当性が考慮されます。つまり、不倫問題における法的手続きや慰謝料請求の必要性に応じて、一部の費用が賠償される可能性があります。

不倫問題に関連する調査や法的手続きに伴う費用については、裁判所が認める賠償範囲は一部の相当額に限られます。浮気調査の費用や弁護士費用も、相当性が重視され、実際の支出額の一部が賠償される可能性があります。そのため不倫問題の解決にあたっては、費用の負担についても慎重に考慮することが重要です。

弁護士事務所を選ぶポイント

弁護士を選ぶ際には、さまざまな要素を考慮する必要があります。とくに、不倫問題など感情的に複雑な問題に対処する際には、適切な弁護士事務所を選ぶことが重要です。以下に、弁護士事務所を選ぶ際のポイントを解説します。

経験と専門性、対応の確認

不倫問題に特化した経験が豊富な弁護士を選ぶことが重要です。100件以上の不倫問題を担当した経験があるかどうかを確認しましょう。不倫問題に特有のテクニックや留意点を理解しているかどうかも重要です。また、弁護士自身が直接対応してくれるかどうかも確認しましょう。依頼者の要望を正確に伝えるためにも、弁護士と直接話ができることが望ましいです。

訴訟に対する姿勢

訴訟に至る場合の姿勢も重要です。依頼者にとってメリットのある場合には、訴訟を進める姿勢があるかどうかを確認しましょう。訴訟を避ける傾向が強い場合は、依頼者の利益を考慮してくれる弁護士かどうかを慎重に判断する必要があります

わかりやすい説明や依頼者への理解度

専門用語を避けて、一般の人にもわかる言葉で説明してくれるかどうかも重要です。依頼者が理解しやすい説明をしてくれる弁護士であるかを確認しましょう。また、依頼者の気持ちや要望を理解し、共感してくれるかどうかも大切です。感情的な弁護士ではなく、客観的に問題を捉えながらも依頼者の立場に立って考えてくれる弁護士を選びましょう

弁護士費用の透明性

弁護士費用について透明性があるかどうかは重要です。契約前に費用の見積もりや支払い方法について明確に説明してくれる弁護士事務所を選びましょう。不倫問題などの感情的な問題に対処する際は、依頼者の気持ちに寄り添いながら適切なアドバイスをおこなうことが重要です。これらのポイントを踏まえて、不倫問題に強い弁護士事務所を選ぶことが、納得のいく結果を得るために重要です。

まとめ

弁護士は不倫調査をおこなうこともありますが、その内容は証拠の収集や、法的アドバイスにとどまります。また、不倫調査に伴う費用は、裁判所が一部の相当額を認める範囲で賠償されます。そして弁護士事務所を選ぶ際には、不倫問題に特化した経験や姿勢、説明のわかりやすさ、費用の透明性などが重要です。適切な弁護士事務所を選ぶことで、問題解決に向けた効果的なサポートが期待できるでしょう。

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