離婚したときに義両親への挨拶や謝罪が必須?
離婚が確定したときに、義両親に挨拶や謝罪をしておくほうがよいでしょう。ただし、これらの行動は必須ではありません。なかには、義両親から挨拶や謝罪を断られるケースもあるので、そのようなときは身を引きましょう。ただし、今後も関係が継続するような場合は、円満に別れられたほうがよいので、今回の記事を参考にしてください。
離婚後は義両親に挨拶や謝罪をするべき?
直接会うことがはばかられるときは、手紙を書きましょう。感情的な話し合いになることもありません。
会いづらいのであれば、手紙を送る方法もあり
反省文を義両親に渡す必要はありません。手紙を渡す目的は、感謝の気持ちを伝えるためです。
どうしても自分が悪くないと主張したくなるものですが、手紙にそのような内容をつづってしまうと、印象が悪くなってしまうので、書きたい気持ちがあったとしても我慢しましょう。
義両親は夫婦のことを心配して心を痛めているかもしれないので、これまでの感謝の気持ちを伝えるといいでしょう。直接会って話をするのが難しいときは、パートナーに手紙を送った後に義両親にも送りましょう。
義両親に挨拶や謝罪をするメリット
メリットを5つ紹介します。今後も関係が継続するときは挨拶しておきましょう。円満に別れることがポイントです。
今後も関係を継続する可能性があるとき
子どもの面会交流や学校行事の参加を計画しているときは、義両親との交流が今後も継続します。
こまめに連絡することになるので、円満に別れられるようにしましょう。
個人的に仲がよいとき
困っているときに色々と助けられたときは、挨拶しておきましょう。
今後も良好な関係を維持できるのであれば、それで問題ありません。
義両親の家に住んでいたとき
住む場所を提供してもらったときは、きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
新生活を送る場所が決まるまでは、そのまま住んでいても構わないと提案されるかもしれません。
長い間結婚生活を送っていたとき
長い間お世話になった人なので、きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
できるだけ関係者に会いたくないと思うかもしれませんが、勇気を持ちましょう。
けじめをつけたいとき
後腐れのないように生きたいと考えている人は、挨拶や謝罪を済ませておきましょう。
近所で生活を送ることになっているときは、再び会うことも考えられます。そのときに気まずい思いをしなくて済むでしょう。
義両親に挨拶や謝罪をするデメリットや注意点
デメリットを3つ、注意点を3つ紹介します。
必ず挨拶しなければいけないわけではないので、義両親から拒否された場合などは、身を引くようにしましょう。
義両親から拒否されたとき
これ以上関わりたくないと考えているときは、挨拶や謝罪を拒否される可能性があります。
挨拶や謝罪は必ずしなければいけないものではありません。このような場合は、身を引くほうが自分にとってメリットがあります。
不仲だったとき
もともと不仲だったときは、挨拶や謝罪のために連絡を入れる必要がないときもあります。
義両親と不仲だったことで離婚に至るケースもあるので、無理をしないようにしましょう。
感情的な話し合いになると思われるとき
離婚にいたった理由に敏感に反応する義両親もいます。
たとえば、浮気などが原因であれば、感情的な話し合いになってしまうでしょう。このような場合は、直接顔を合わせる方法や電話による方法ではなく、手紙などのリアルタイムではないやり取りをおすすめします。
義両親に責められる可能性がある
自分の子どもがひどい目に遭っていると思ってしまう場合がほとんどなので、義両親に責められる可能性があります。
そのような状況に身を置きたくないと考えているときは、挨拶や謝罪をしないほうがよいでしょう。事態をこじらせてしまうと、トラブルに発展してしまう可能性があります。
思い直すように説得されることがある
義両親は、できる限り離婚を回避させたいと思うでしょう。
そのため、思い直すように説得されるだけではなく、いきなり離婚するのではなく別居してみてはどうかというような提案をしてくる可能性があります。
アドバイスをすべて聞き入れるのではなく、必要だと思うアドバイスがあれば取り入れましょう。ただし、夫婦生活がうまくいっていないのであれば、無理する必要はありません。あくまで夫婦で協議して離婚を決定するものなので、自分の気持ちを大切にしましょう。
離婚が確定してから挨拶する
離婚しようかどうか迷っているときに挨拶すると、義両親から思い直すように説得されるでしょう。
そのため、自分の気持ちが揺らいでしまい、離婚するタイミングを失ってしまう恐れがあります。そのようなことにならないように、離婚が決定した直後に挨拶しましょう。あまり日を空けすぎると失礼になってしまうので、気を付けてください。
まとめ
手紙の書き方が分からない人は、インターネットなどで調べてみましょう。相手に失礼のないようにしなければいけません。きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。感情的な話し合いになることが予想されるときや、責められる可能性があるときは手紙を渡すのがおすすめです。トラブルにならないように気を付けながら、これまでの感謝の気持ちを伝えてください。