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本当に離婚するの?冷静に離婚のメリット・デメリットを確認しよう

公開日:2020/06/15  最終更新日:2020/06/26

配偶者との関係に不安があり、離婚をしてしまおうかと思い悩む方は、いつの世にもいることでしょう。しかし離婚というのは、さまざまな交渉事の基に行わなければならないため、負担が大きいのは否めません。

そこで今回は、離婚のメリット・デメリットについてそれぞれ紹介しますので、良い部分も悪い部分も考慮した上で、本当に離婚をするべきかどうか参考にしてください。

離婚することで得られるメリットとは?

離婚のメリットは、やはり精神的負担から逃れられること、未来を変えることができることが最大のメリットでしょう。たとえば配偶者に感じるストレスをひとことで言っても、さまざまな要因があるでしょう。

■日々のストレスから解放される

単純に性格や価値観の不一致といっても、日常生活というのは価値観や考え方に大きく左右されることが多く、日常的にストレスを感じることからは、逃れられませんし、不倫などの不貞行為を繰り返す配偶者であれば信頼関係を築くのは難しいと感じる方が大半ですし、暴力や暴言などの被害に遭っていれば、離婚がメリットどころか、別れる以外の選択肢は、そうないと言っても過言ではないでしょう。

■義実家と離れられる

結婚していると、お互いだけの関係ではなくなります。相手の実家や親族にも気を配らなければならず、良きパートナーとして徹さなければならない気苦労もあるでしょう。なかには嫁姑問題など避けては通れない問題もあります。そのような負担が身の丈に合わないという方も、離婚によって逃れることができます。

■未来と向き合える

離婚したら、配偶者との将来についても考える必要がなくなります。「他人と過去は変えられない」とよく言いますが自分の未来を切り開くことができます。ストレスを溜め、不満を我慢しくすぶっている生活から一転して自分が幸せになる道を歩めるのです。

「もう結婚なんてこりごりだ」と思っていても、いつか素敵なパートナーと出会いセカンドライフを過ごすことも夢ではありません。

離婚することのデメリットを抑えておこう

当然ながら、離婚にはデメリットも存在します。離婚するということは、今あるすべての生活絵を一度壊しもう一度作り直すことに相当するので気力も体力も必要です。一体どんな欠点があるのかも、あわせて見ていきましょう。

■子供に与える影響

両親が離婚をすることで、子どもに辛い思いをさせてしまう懸念があります。自分からすれば元配偶者は赤の他人でも、子どもからすれば血を分けた親ですし、親権を持たない親と会えない状況に、思い悩むかもしれません。その子どもの心情に配慮して、子どもが独立してから離婚をする夫婦も増えています。

もちろん、ケンカが絶えないような状況だったら、すぐにでも離婚した方が安心する子どもの精神的にも良いのではという考えも一理あります。ですが、よほど険悪な関係でなければ、離婚のタイミングを後にずらすという道もあります。

■お金の問題

女性の場合は特に、生活水準が下がってしまう懸念もあります。配偶者の年収が高ければ、その分生活の質を落さなければならないことを覚悟することになり、その落差についていくことが困難な方もいるでしょう。

子どもを連れての離婚となれば、教育を受けさせ食べさせていく覚悟をもつことも相当な決心が必要ですし、母子家庭の年収の低さから離婚後にお金のことで悩むことが出てくるでしょう。

子育てと仕事を両立するのは簡単なことではありません。慰謝料や養育費をもらえれば仕事はセーブできますが、ずっともらえるとは限りません。また、男性の立場だと、養育費や慰謝料、財産分与などの金銭面において、多額の支出を求められる可能性が高くあります。

それでも離婚したい方がやるべきこととは?

離婚にともなうデメリットを最小限に抑えるには、次のことがおすすめです。まず、夫婦間にある問題点を明確にしましょう。

たとえば相手が浮気をしているようであれば、反省の態度を見せているか、常習化しているか、その証拠はあるのか、そして自分が許せないと感じているのかなどを整理してください。DVやモラハラなどにおいても、怪我の写真や暴言の録音、関係者の証言など、できれば証拠があると優位になります。

そして、その問題を解決するのが可能であるか否かも見極めましょう。話し合ったものの、相手にされなかったり、交渉決裂したりするようであれば、離婚がより現実的になるかもしれません。

また、離婚にいきなり踏み切るのではなく、まずは別居して距離を保ってから、離婚を疑似体験するのもいいでしょう。相手がいるのといないのとで、その体感の違いを実感するのも判断材料となります。

離婚後に金銭面をどうしていくのかについても、対策を練らなければなりません。実家に頼ることができれば、ある程度生活は安定するかもしれませんが、そうでなければ月々にどのくらいの収入があれば生活できるのかを計算するといいでしょう。

まとめ

離婚にともなうメリット・デメリットについて紹介しましたが、一刻も早く離婚したい方からすれば、デメリットは歯がゆい問題でしょう。離婚を有利に運ぶためには、離婚弁護士によるアドバイスがあるだけでも、大きく違います。

離婚するにあたって、どう準備を進めていくか、専門知識を持つ弁護士のアドバイスがあれば、離婚後も安定的な生活を送りやすくなるので、デメリットをできるだけ小さくできるでしょう。

配偶者との話し合いで解決が見込めないようであれば、なおのこと法律の専門家である弁護士の知識に頼らざるを得なくなります。初回相談無料の弁護士事務所もあるので、まずは気軽に悩みを打ち明けるところから始めることをおすすめします。

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