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離婚で子どもにはどのような影響があるのか

公開日:2019/08/15  最終更新日:2019/08/06

離婚を検討している場合、子どもへの影響を考えるとなかなか踏み出せないというケースも多いでしょう。

ここでは、実際にどんな悪影響が考えられるのかということや、その逆の良い影響などについて紹介します。

どんな悪影響が出ることが考えられるのか

離婚をする際に最も気になるのは、子どもにどんな悪影響が出てしまう可能性があるのかということでしょう。まず考えられる悪影響は「親から捨てられてしまうのではないかと恐怖を抱いてしまう」ということです。

親が離れ離れになると、本人はどちらかの親と別れて暮らすことになりますが、そのことにより離れてしまった親から自分は捨てられたのではないかと思ってしまうことがあります。そして1度そう思ってしまうと、今一緒にいる親からもいつか捨てられるのではないかという恐怖が無意識に生まれてしまい、精神的に不安定になることがあるのです。

またこうした、親から捨てられる恐怖というのは、学校の勉強にも影響してくることがあるため「成績が悪くなってしまう可能性もある」と言えるでしょう。成績が悪くなってしまうと、進学にも悪影響が出てくることがありますし、さらにそのことが就職にも響いてくる場合があるかもしれません。そして両親が離れ離れになってしまうことを目の当たりにすると「愛情というものに対して疑問を持つ」という悪影響が出る可能性もあります。

夫婦や家族というのは人間関係の基礎になるものなので、それがバラバラになる状況を体験してしまうと、人間関係を繋ぐ愛情というものに疑問を抱きやすくなるのです。相手にいくら愛情をかけてもいつか別れてしまうかもしれないと考えてしまい、友達や恋人に対して愛情を抱くことをためらってしまうこともあると言えます。

さらに、ある統計データを見ると「結婚後の離婚率が増えてしまう」という悪影響があることも指摘されています。むしろ両親を反面教師にして自分の結婚生活を失敗させないようにするというケースもあり得ますが、統計的に見ると悪いほうに作用してしまうことが多いと言えるでしょう。

最後に挙げられる悪影響は「生活環境や生活リズムに変化が生じてそれに戸惑ってしまう」ということです。両親が離れ離れに暮らすことになると、引越しを余儀なくされてしまうこともありますし、転校しなければならないケースもあるでしょう。そうなってくると、仲の良かった友達とも離れ離れになってしまいますし、新しい学校に慣れるまでにストレスを抱えてしまうこともあります。また、専業主婦だった母親が家計を支えるために働くことになれば、家族と過ごす時間が減って、寂しさを感じてしまうこともあるかもしれません。

むしろ良い影響が出ることもある

先ほどまではさまざまな悪影響について紹介してきましたが、物事には悪い面ばかりではなく良い面もありますし、そのことは離婚についても言えます。そのためここでは良い影響について紹介していきますが、まず挙げられる良い影響は「家庭が明るくなる」ということです。

子どもは、両親が仲違いしている様子を見せられると辛くなりますし、そのことを自分でどうにもできないことに対して無力感を覚えてしまうことがあります。両親が離れ離れになってしまうのも辛いことですが、いつまでも両親が不仲な状態でいることも大変辛いものです。そのため、いっそのこと両親が分かれて親に笑顔が戻ってきたほうが本人も安心できる場合があるということが言えるでしょう。

そして両親が離れ離れになって家族が減ってしまったことにより、むしろ「残った家族の絆が深まる」ということもあります。親の側は、もうこれ以上寂しい思いをさせたくないと考えてよく気を配るようになりますし、子どもの側も親を助けたいという考えが自然と芽生えてくることがあるのです。そのため、結果的にコミュニケーションをお互いよく取るようになり、そのことが安心感に繋がっていくことも多くあります。

すぐに分かれたほうがよいケースについて

離婚は子どもに悪影響を与える場合も多いと言えますが、すぐに分かれたほうがよいという緊急を要するケースもあります。それは何かというと、DVがおこなわれているケースであり、悪影響云々を考える前に即座に行動する必要があるでしょう。

自分で話を切り出しにくい状況にある場合は、一人で悩まずに行政の窓口に相談するのもよいと言えます。そして、お互いに激しい口論が毎日のように続いている場合も、子どもには相当なストレスがかかるため、解決の余地がないようであればできるだけ早く離婚したほうがよいでしょう。

また、離婚をしたいときに相手の同意を得られない場合は、調停や裁判といった法的な措置を取ることが必要になってくるので、そうした場合は、弁護士への依頼が必要になってくることもあります。東京には離婚問題に強い弁護士が多くいるため、問題解決が難しい場合は1度相談してみるとよいでしょう。

 

離婚をした場合の子どもへの悪影響としては、親から捨てられる恐怖心を抱いてしまうことや、成績が悪くなる可能性があること、そして愛情に疑問を持ってしまうことが挙げられます。

ただし良い影響としては、家庭が明るくなることや、残った家族の絆が深まることが挙げられるでしょう。また、DV被害などの緊急を要する場合や、激しい口論が毎日絶えないような状況にある場合は、悪影響を考える以前にすぐ別れたほうがよいと言えます。

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