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子どもと血がつながっていなかった‥離婚する場合、養育費はどうなる?

公開日:2022/11/15  最終更新日:2022/10/17


最近では、DNA鑑定の精度も高まってきていますが、子どものDNA鑑定をしたら自分の子ではなかったという、ショッキングな話もあります。やむを得ず、離婚を選択することもあるでしょう。その場合、養育費はどうなるのか気になるところです。この記事では、子どもと血がつながっていなかった場合、養育費はどうなるのかを解説します。

子どもと血のつながっていない場合、養育費の支払い義務はあるのか

はじめに、子どもと血がつながっていないことが発覚した場合、養育費の支払い義務はあるのかを解説します。養育費とは、まだ未成熟な子どもが、社会的に自立するまでにかかる費用のことです。親は養育費を支払う法的義務があり、この義務は離婚しても免除されません。

ちなみに、未成熟子とは、未成年に限らず経済的・精神的にまだ自立できていない子どものことを指します。そして、実子ではなくとも、法律上の親子関係が認められる場合には、養育費の支払い義務は発生すると考えられます。婚姻期間中に妻が懐胎した子どもは、常に夫の子どもと推定されるのです。

つまり、この法律上の親子関係を解消しないことには、養育費を支払う義務はなくなりません。旦那さんからすると辛い事実が重なりますが、まず、この前提を把握しておく必要があります。

実子ではないと認めてもらうには

では、法的に自分の子どもではないと認めてもらうには、どうすればいいのかを紹介します。主に、2つの方法があります。

嫡出否認の訴えをする

ひとつ目は、嫡出否認の訴えをして、実子ではないと認めてもらう方法です。嫡出否認の訴えとは、夫の嫡出子であると推定される子どもに関して、夫が、自分の子どもではないことを主張し、推定を覆すための訴えです。ちなみに、嫡出子とは、婚姻期間中の夫婦の間に生まれた、子どものことです。

もう少し詳しくいうと、婚姻から200日を経過した後に、生まれた子ども・離婚から300日以内に、生まれた子どもが、嫡出子と推定されます。嫡出否認の訴えは、子どもが生まれたことを知ったときから、1年以内にしなければなりません。この期間を過ぎると、訴えを起こすこと自体ができなくなります。期間も短く、事情も重いため、なかなか成立させるのは、難しいケースが多いです。

親子関係不在の訴えをする

ふたつ目は、親子関係の不在を訴える方法です。この訴えには期間の制限はないため、訴えやすい方法ではあります。しかし、親子関係不在が認められるかどうかは、厳しく判断されます。実際に、過去の判例では、DNA鑑定により、99%、父と子の関係はないとの鑑定結果が出たにもかかわらず、親子関係不在が認められなかったケースがあります。この判例は、実子ではなくとも、子どもを安全に守るという観点から、嫡出子の推定は簡単に覆せるものではない、という考えが強く示された事例です。

子どもとの血のつながりがなかったときの問題点

子どもと血のつながりがないと分かったら、ショックを受けるでしょう。また、その後の生活をどうするかの、さまざまな問題も出てきます。問題点を把握し、今後どのようにしたいのかを決めていきましょう。

︎離婚をするためには

悩んだ末に、妻との離婚を選択することがあるでしょう。しかし、通常の離婚以上に、実子ではない子どもを主な理由として離婚することは、複雑な状況で話を進めなければなりません。離婚までの流れとしては、話し合い→調停→訴訟の、3段階が主です。もちろん、少しでも早い段階で、お互い合意し、成立させるに越したことはありません。

しかし、先ほど述べたように、状況も複雑かつ、法律も絡まると、当事者の話し合いだけで、うまくまとめるのは難しいです。子どもの親権、養育費、面会についてなど、決めることは多くあります。また、子どもが実子でないことを理由に、離婚協議をする場合は、相手に、なるべく会いたくないという方もいるでしょう。話し合いがまとまらなければ、調停に進みます。調停は、家庭裁判所による第三者を介入し、あくまでも話し合いで解決することを目的とします。調停では、両者に対しての配慮も細かく、顔を合わせずに、事を進めることも可能です。

調停でも、解決できなかったときは、訴訟することとなるでしょう。調停と違い、判決が出れば、納得いかなくとも従う必要があります。費用も時間もかかるのは、懸念材料ですが、自分側が有利な状況なら、訴訟する価値はあります。とくに、子どもが実子ではないことが判明している場合は、妻の不貞行為を証明できれば、有利な状況になります。その都度、自分の立ち位置や状況を把握して、適切な判断を下しましょう。

子どもとの血のつながりがなかったときの相談は弁護士にしよう

最後に、子どもと血のつながりがなかったときの、相談はどうすればいいかを紹介します。やはり、まずは弁護士に相談することを、おすすめします。先述したように、複雑な状況では、当事者同士の話し合いは、うまく進みません。弁護士に相談して、専門的なアドバイスをもらうことで、冷静に対応でき、下手な行動で、自分の立場を悪くすることを防げます。また、法的な手続きは難しいです。多少、費用がかかっても、確実に速く、手続きを進めるために、専門家を頼るのはいいことです。

まとめ

いかがだったでしょうか?この記事では、子どもと血がつながっていなかった場合に、養育費はどうなるのかを、ご紹介しました。精神的に大きなダメージがある状態では、冷静な判断ができない可能性が高いです。妻の不貞行ためが原因の場合は、自分の立場が悪くなるようなことはしないように、気をつけなければなりません。辛いでしょうが、現状を受け止め、専門家を頼りながら、事態の解決をしてください。

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