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離婚する前に知ろう!熟年離婚のメリット・デメリット

公開日:2022/01/15  最終更新日:2021/11/05


子育てが一段落つき、夫婦ともに定年退職を迎えれば一緒に家で過ごす時間が増えます。ここからの期間は「セカンドライフ」とも言われますが、夫が一日中家にいることのストレスから、いわゆる熟年離婚に発展してしまうこともあります。この記事では、熟年離婚する前に知っておくべきポイントについて解説します。

熟年離婚のメリット

熟年離婚とは、婚姻期間が20年以上の夫婦の離婚のことを指すようです。これまで長年連れ添ってきた配偶者と離婚すると決断するにはかなりの迷いがあるかもしれません。そこで、熟年離婚のメリットをご紹介します。

第2の人生を謳歌できる

子育てからも配偶者からも解放されたあとのセカンドライフで、自由気ままな生活が送れます。配偶者の嫉妬から異性がいる同窓会や友人との会食に行けなかった人も、離婚すれば誰と食事に行こうがそれについて責められることもありません。

夫や妻の親の介護をしなくてもよい

「夫の親の介護は嫁の務め」という風潮が根強く残っている場合もあります。親の介護をする頃には自分もある程度の年齢に達しているはずなので、体力的にも厳しいですよね。

知識がなければ腰を痛めてしまったり、効率が悪くなってしまったりします。介護付き有料老人ホームに入れたいと思っていても、「要介護1~5の認定を受けている方」などの利用条件に当てはまらないかもしれません。認知症が進行して徘徊が始まり、攻撃的になればさらに体力が削られ、精神的にもつらくなります。したがって、「配偶者の親の介護をしなくてもよい」という点は、熟年離婚の大きなメリットの1つといえます。

再婚ができる

もし離婚後に「一緒の墓に入りたい」と思えるような素晴らしい人と出会えたなら、新しい人生をスタートできます。離婚しているのですから、再婚する可能性も充分にあるのです。

また、平成28年の法改正で女性の再婚禁止期間は半年から100日に短縮されましたが、67歳に達している場合は再婚可能とされているようです。これは女性が妊娠することができない年齢とされており、再婚禁止期間を設ける目的である「嫡子の父親の推定」をする必要がないためです。

熟年離婚のデメリット

次は熟年離婚のデメリットについて解説します。「なんとなく離婚したいな」と思っている人も、デメリットを考えれば離婚を踏みとどまりたいと思うかもしれません。

収入が減る

夫か妻、どちらかの収入が大きく片方に頼っているのであれば、離婚後は収入が減り、経済的に苦しくなります。持ち家の場合はどちらかが新しく賃貸に引っ越さなければならないことも考えられますので、収入が減る上に支出が増えてしまうでしょう。賃貸に住んでいた場合はこれまで折半してきた家賃を全額支払わなければならないことに抵抗を感じるかもしれません。

孤独を感じる

仕事や子育てをしていて忙しかった毎日が離婚という形でひとりになったとき、孤独を感じる人も少なくないでしょう。今まで家族がいる家に住んできたのですから無理もありません。ご近所との交流が希薄化しているのであれば人との会話も減り、さらに孤独感が増します。

人間は複数人でグループを作り社会の中で生きていく生き物ですから、ひとりになると孤独を感じる傾向があります。いくら友人と宴会をして楽しい思いをしても、家に帰ればひとりです。とくに、これまで一度もひとり暮らしをしたことがない人にとって、人生の後半で迎えるこの孤独は耐え難いことかもしれません。

離婚時に必要になるお金問題

熟年離婚には「財産分与のトラブル」がつきものです。この章では離婚時に発生するお金問題について詳しく解説します。財産分与といっても、退職金や年金のようなプラスの財産だけでなく、借金というマイナスの財産についても考えなければいけません。

退職金

退職金の支払いが間近であったり、すでに支払われている場合は財産分与の対象となります。分割割合は原則として50%です。婚姻期間よりも会社の勤続年数が長ければ減額される可能性もあるため、退職金を分割したいと考えているのであれば勤続年数と婚姻期間の割合をよく見ておきましょう。

年金

年金分割制度というものがあり、厚生年金と共済年金の「被用者年金」の保険料納付記録を分割できます。自営業者は厚生年金・共済年金がなく、国民年金のみですので対象にはなりません。

借金

住宅ローンがあれば住宅の査定額から残りのローンを引いて財産分与における評価が出されます。生活費に充てたほかの借入金があればこの評価額から引けますが、マイナスになればどのような扱いになるのでしょうか。交渉や調停では公平な負担となるよう調整することが多いようですが、ギャンブルなど明らかに一方が原因となる借入金については原因を作った本人が負担する傾向にあるようです。

慰謝料

違法性が高い場合に限り、慰謝料請求が認められます。たとえば浮気・不倫などの不貞行為、家庭内暴力、モラルハラスメント、セックスレス、正当な理由なく同居義務や扶養義務を果たさない「悪意の遺棄」などが挙げられます。

まとめ

熟年離婚のメリット・デメリット、発生するお金の問題について解説しました。想像していた以上のメリット・デメリットやお金の問題があったかもしれません。「財産分与」の中には退職金や年金だけでなく、借金などマイナスの財産も含まれているとは気づかなかった人も多いでしょう。熟年離婚であれば離婚前にどのような準備が必要か、きちんと洗い出しておくことが必要です。

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