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離婚の話し合いで両親も立ち会うのは可能?第三者が参加するメリットなどを紹介

公開日:2024/04/15  

離婚の話し合いで揉めることや、長引くことは珍しくありません。そこで、第三者を含めての話し合いは手段のひとつです。場合によっては、お互い納得できる答えが出ることもあります。ここでは、第三者が離婚の話し合いに参加することのメリットや注意点を解説します。話し合いで、第三者に付き添ってもらうことを考えている方に必見です。

離婚の話し合いに両親を出席させても問題ない?

基本的に離婚は夫婦二人の問題なので、まずは二人で話し合うことが前提です。夫婦にしか分からないプライベートな話なので、両親でも意見できることではありません。

そのため最初から、両親を出席させるべきではないでしょう。しかし、両親を参加させた方がよいケースもあるので紹介します。以下の場合は、まえもって両親に相談しましょう。

お互い感情的になって話し合えないケース

すぐに喧嘩になり、冷静に会話ができない状態では話が進みません。まずは、落ちついた空気を作ることが重要です。そのために、ヒートアップしたときは両親に止めてもらいましょう

感情的になりやすいときは、中立的で冷静な第三者がいると安心です。あくまで、話を進めることが目的なので、軌道修正をして答えが出るように導いてもらいましょう

DVやモラハラで被害を受けるケース

なかには、二人きりで話し合いができないこともあります。DV被害がある場合は、距離を置かなければ危険です。また、モラハラ被害がある場合は、話を聞いてもらえる状況ではありません。いずれも、心身へのストレスで危険な状態なので両親の立ち合いは必要です

DVやモラハラは二人きりだからこそ受ける被害なので、第三者がいれば回避できるでしょう。まえもって、どのような被害を受けているかを両親に説明しておくことも重要です。

離婚の話し合いに立ち会える第三者

ここでは離婚の話し合いに立ち会うべき第三者を解説します。両親が立ち会えない場合の手段も考えておくとよいでしょう。

双方の両親

両親が立ち会う場合は、極力双方が揃うとよいでしょう。一方だけの参加になると、味方をつけているような雰囲気になります。

両親がいくら中立的に話せても、相手が不満になり向きあうことを拒絶しかねません。フェアに話し合うために、双方の両親にお願いしましょう

また、配慮すべき点は、立ち合いで冷静になってもらうことです。場合によっては、両親同士が喧嘩になることもあります。あくまで、二人が落ち着いて話し合える環境を作ることが目的です。両親には見守ってもらうことを依頼しましょう。

友人

第三者の立ち合いはできるだけ親族が好ましいですが、不可能な場合は友人にお願いしてもよいでしょう。状況を理解しており、信頼できる関係が理想的です。

また、夫婦共通の友人であると双方平等になります。どちらかの味方になるようなことをせず、中立的な思考で立ち会ってもらいましょう。両親のときと同様に、相手を責めることが目的ではありません。

いかにお互いが冷静に話し合えるかが重要なので、感情的になりそうなときは支えてもらうとよいでしょう。

弁護士

離婚問題が解決しないときに、とくに頼もしいのは弁護士です。離婚案件に何度も立ち会っているうえ、法律のプロなので冷静な話し合いができます

とくに暴力や不貞行為などの被害がある場合は、相手のプレッシャーになるでしょう。緊張感ある雰囲気を出せるので、きちんと向きあう気持ちにさせます。両親に依頼するよりも、スムーズに話が進むので心強い存在です。

離婚の話し合いに第三者を立ち会わせるメリットや注意点とは

基本的に第三者が立ち会う場合、トラブルが起きるかもしれないことを想定しましょう。ここでは、第三者が立ち会うことのメリットと注意点を解説しています。

メリット

両親が立ち会う場合は、理解者という意味でとても心強いでしょう。ただその場にいるだけでも、落ち着いて話すことができます。

そして、DVやモラハラ被害がある場合、危険を回避しながら気持ちを伝えることが可能です。相手が攻撃しにくい状況を作れるうえ、攻撃されても助けてもらえるため安心です。

また、被害を受けている証明にもなります。二人きりでの話し合いに危険が伴うときは、第三者の立ち合いは効果的です。

注意点

両親が立ち合うとしても、どちらかの実家で話し合うことは避けましょう。相手の家に出向く立場としては、お邪魔しているという意味で不利になります。あくまで、お互いがフェアに話し合える場が必要です。

また、全員が冷静さを失わないために、あえて外出をして場を設けることもよいでしょう。喫茶店などであれば、声を荒げてしまうこともなくなります。

また、話し合いの前に、両親に同席してもらうことの目的を伝えましょう。意見を求めているわけではなく、場が乱れたときの軌道修正を依頼します

もし、意見したがる場合は、感情的になると話がまとまりません。冷静に話し合うことが最優先であると、理解してもらうことが重要です。

まとめ

離婚問題は夫婦間で決めることが理想的ですが、さまざまな理由で立ち合いが必要なときもあります。立ち合いに両親が参加することは、心強く感じるでしょう。しかし、慣れているシーンではないので、どのような風向きになるかは分かりません。確実に離婚問題を前に進めたい時は、弁護士に依頼するとよいでしょう。東京では法律事務所が多数あり、離婚問題に詳しい弁護士が存在します。プロに立ち合いを任せることで、さらに安心感を得られるので相談してみましょう。長引く離婚問題のストレスが解消されるのでおすすめです。

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