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離婚を考えたらすべきこととは?

公開日:2025/06/01  

するべきこと

人生の大きな岐路ともいえる離婚。感情に流される前に、まずは冷静に現状を整理してみませんか?後悔しないためにも、法的に離婚が認められる理由があるかどうかをしっかりと見つめ直すことが大切です。この記事では、離婚の種類や進め方、そして最初にすべき準備について詳しく解説します。後悔のない決断をしてください。

離婚を決めたらやるべき「最初の準備」とは?

離婚を決断した際にまず取り掛かるべきことは、冷静かつ客観的に現状を把握する準備です。今後の生活設計や法的手続きをスムーズに進めるために、必要な情報を集めて整理することは不可欠です

まずは、ご自身の経済状況や夫婦の共有財産、お子さんがいる場合はその養育環境など、具体的な情報をしっかり把握することから始めましょう。

財産・貯金・借金を確認する

夫婦で築いた財産は離婚時の財産分与の対象となります。預貯金口座の残高、不動産の評価額、車の査定額、保険の解約返戻金、有価証券などをリストアップし、それぞれの金額を把握しましょう。

住宅ローンや車のローン、クレジットカードの残高など、夫婦共有の借金についても同様に確認が必要です。これらの情報を整理することで、離婚後の経済的な見通しを立て、財産分与の交渉に備えられます。

子どもがいる場合は親権や養育費の方針を検討する

未成年の子どもがいる場合、離婚にあたって親権者を誰にするか、養育費をどのように分担するかは非常に重要なポイントです。

お子さんの年齢や性格、これまでの養育状況などを考慮し、お子さんにとって最善の方針を検討しましょう。ご自身の希望だけでなく、お子さんの将来を見据えた現実的な計画を立てることが大切です。

離婚の原因となった証拠を残す

離婚の原因となった事実や相手の不誠実な行為を示す証拠は、離婚協議や裁判を有利に進めるうえで重要な役割を果たします。たとえば、不貞行為を示す写真やメッセージのやり取り、DVやモラハラに関する記録、生活費の不払いを示す通帳の記録などが考えられます。

LINEのやり取りはスクリーンショットで保存し、日記やメモには具体的な日時や状況を詳細に記録しておくとよいでしょう。これらの証拠は、冷静な話し合いを進めるための大切な材料となります。

離婚の種類と選び方とは?

離婚には、夫婦間の合意によって進める協議離婚、家庭裁判所を利用する調停離婚、審判離婚、裁判離婚の4種類があります。それぞれの手続きの進め方や必要な時間、費用などは異なり、夫婦の状況や希望によって最適な方法が変わってきます。ここからは、それぞれの離婚の種類について詳しく解説します。

協議離婚で行うことは?

協議離婚は、夫婦間で離婚および離婚条件(親権、養育費、財産分与、慰謝料など)について話し合い、合意に至れば離婚届を提出することで成立する手続きです。

当事者同士で十分に話し合い、お互いが納得できる条件を決めることが重要です。合意内容は後々のトラブルを防ぐために、離婚協議書として書面に残し、可能であれば公正証書にしておきましょう。

調停離婚とは?

調停離婚は、夫婦間の話し合いがうまくいかない場合に、家庭裁判所に調停を申し立て、調停委員の仲介のもとで離婚の合意を目指す手続きです。

調停委員は双方の意見を聞き、解決案を提示したりアドバイスを行ったりして合意形成をサポートします。当事者同士が直接顔を合わせる必要がないため、感情的な対立が激しい場合でも冷静に話し合いを進めやすいというメリットがあります。

裁判離婚になるケースとは?

調停でも離婚の合意に至らなかった場合、離婚を求める最終的な手段が裁判離婚です。裁判で離婚が認められるためには、民法が定める離婚原因を満たすことが必要です。

弁護士へ相談すべき理由とは?

離婚の手続きは、法的な知識や複雑な手続きが必要なため、多くの方が不安を感じます。そこで弁護士に相談することで、法律の専門家から客観的なアドバイスを受けられ、ご自身の状況における法的権利や義務を正確に理解できます。ここでは、弁護士に相談するメリットについて解説します。

自分ひとりでの判断が難しい場合も安心できる

法的な知識がない場合や感情的に混乱しているときは、離婚に関する冷静な判断が難しくなります。弁護士は丁寧に状況をヒアリングし、関連法規に基づいて適切なアドバイスを行います。複雑な手続きの流れや法的権利・義務についてもわかりやすく説明してくれるため、安心して手続きを進められます

相手との交渉がうまくいかないときの頼れる存在である

感情的な対立が激しい離婚協議では、当事者同士の話し合いが難航することがあります。そんなとき、弁護士はあなたの代理人として交渉を代行し、法律の知識と交渉術を駆使してあなたの正当な権利を守ります。

第三者である弁護士の介入は、感情的な対立を和らげ、客観的な解決を促すため、精神的な負担を軽減する効果もあります。

無料相談を活用して今の状況を整理できる

多くの弁護士事務所が実施している無料相談は、離婚を考えている方が気軽に専門家のアドバイスを受けられる貴重な機会です。

現状の整理や今後の進め方について具体的な助言が得られるだけでなく、弁護士の人柄や費用体系も確認できます。まずは無料相談を利用して専門家の意見を聞き、今後の方向性を見定めて安心して次のステップへ進みましょう

まとめ

本記事では、離婚を考えたらすべきことや離婚の種類について解説しました。離婚は人生を大きく左右する決断です。感情の波に押されて突き進むと、後悔やトラブルに発展することも少なくありません。だからこそ、まずは冷静に現状を整理し、必要な準備を整えることが大切です。この記事では、離婚を決める前に知っておくべき基礎知識から、具体的な準備の進め方、そして法的なサポートの活用方法まで幅広く解説しました。あなた自身と、もしお子さんがいればその未来のためにも、感情に流されず、正しい知識と冷静な判断で後悔のない道を選んでください。弁護士への相談は、その第一歩を安心して踏み出すための心強い味方となるでしょう。

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はじめまして。昨年離婚したばかりの30代サラリーマンです。離婚するときは離婚届に判を押して提出するだけかと思っていたのですが、そうはいきませんでした。弁護士はそれぞれ得意な分野があります。僕が離婚するときに調べたことをみなさんにも共有したいと思いサイトを立ち上げました。当サイトでは、東京の離婚相談を得意とする弁護士に関するさまざまな情報をユーザー様に紹介します。独自に調査した情報をもとに作成していますので、比較・検討の材料にぜひご活用ください。