離婚を弁護士に相談する際に何か準備するものはある？
法に関するトラブルに巻き込まれることはないと考えている人が多いですが、実際には法に関するトラブルが起きてしまい悩むということも珍しいことではありません。
よく起きるトラブルの一つとして、離婚問題があります。パートナーが別れを承諾してくれない場合や、少しでも有利に別れたいという場合には、法に関するプロである弁護士に依頼するべきです。
一口に弁護士事務所といっても、近年ではかなり多く存在しており、一昔前とは違い敷居もそれほど高くはなく、気軽に相談することができる事務所が増えました。
事務所により在籍している人には違いがあり、得意としている内容にも違いがあるので、恋愛のトラブル解決を得意としている実績の豊富な事務所を選ぶようにしておきましょう。
相談のみならば無料という事務所も増えているので、負担なく相談することができますが、相談の時間や内容には決まりがあるケースが大半となっているので、より効率よく相談をして依頼するのかを決めるためにも、まずはしっかりと準備をしておくことが大切になってきます。
相談する時に持って行くものの準備
相談カードなどの資料が用意されている場合には、それを持っていくようにしましょう。それ以外にも、どのような結果を望んでいるのかという希望も書面に書いておくと、相談し終わってから聞き忘れたり伝え忘れてしまったことがあり、焦るということにもなりません。話を聞いていても聞いているだけでは忘れてしまうことも多いので、ペンや、メモ用紙を持っていくと後々見返すことができて安心です。
身分証明書や印鑑を守っていくようにしましょう。相談してから一度検討するという人が多く、また時間が必要になることも多いため、相談した流れで依頼ということはあまりありませんが、専門家に依頼をする際には委任状に署名押印をしなければならないので、依頼する可能性が少しでもある場合には違和感を持っていくとスムーズです。
財産の関係や状態がわかるものもあると良い
今まで生活を共にしていた二人が別れるとなれば、トラブルの原因となりやすいのが財産関係ではないでしょうか、必ずしも準備しておく必要があるわけではありませんが、財産関係がわかる資料を持っていくと、貯金やローンといった財産分与に関してもある程度はその場で教えてもらうことができます。
預貯金や証券や保険、そして自宅などの不動産や自動車といったプラスになる財産だけではなく、マイナスの財産も可能な限り正確な状況を伝えることが大切になってきます。プラスの財産がない場合には、金銭面のことはあまり考えていない人が多いですが、トラブルの原因となりがちなものは、マイナスの財産が多いということは頭に置いておく必要があります。
相手の不貞行為が原因の場合に準備するもの
別れの原因には様々なものがありますが、パートナーの不貞行為が原因というケースは少なくはありません。その場合には、パートナーはもちろんのこと不貞相手に対しても慰謝料を請求することができるので、慰謝料のおよその金額を把握するためにも、不貞の状況をできる限り正確に伝える必要があります。いつから不貞行為を働いていたのかはもちろんのこと、相手の職業や年齢により慰謝料の金額は前後することが多いので、ある程度は把握しておくようにするとスムーズです。
中には自分の不貞行為が別れの原因となってしまったということもあるのではないでしょうか。その場合には、そのことは隠してしまいたくなりがちですが、自分にとって不利になることでもしっかりと伝えておくことが大切になってきます。自分の代わりにスムーズに別れられるように手助けをしてくれる存在となるからこそ、しっかり全てを伝えることが大切です。
相談は無料という事務所もあれば、有料というところもあるので、有料の事務所に相談に行く場合には、相談料はしっかり持っていくようにしましょう。
依頼するとなればその後持っていかなければならないものなどは教えてもらうことができるので、相談の段階では意識して必ず持って行かなくてはならないものは特にないと言えます。しかし、スムーズに話を進めるためにも自分がどうしたいのかということは、しっかりとまとめておくことがポイントとなってきます。依頼者の希望に合わせてより良い結果に導くためにサポートしてもらえるからこそ、自分がどうしたいのかという望んでいることに関してはしっかり意見をまとめてから相談するようにすることが大切です。
法に関するプロということもあり、どこの事務所に相談をしても大差はないと考えてしまいがちですが、どこを選ぶのかによって相談の時間や料金に違いがあるのはもちろんなこと、実際に依頼した後にどんな結果になるのかにも大きな差が生まれることになります。離婚トラブルに関する解決の実績が豊富にあり、安心して任せられるところを探すところから準備は始まっており、どんな結果になるのかにも大きな影響を与えることになります。
はじめまして。昨年離婚したばかりの30代サラリーマンです。離婚するときは離婚届に判を押して提出するだけかと思っていたのですが、そうはいきませんでした。弁護士はそれぞれ得意な分野があります。僕が離婚するときに調べたことをみなさんにも共有したいと思いサイトを立ち上げました。当サイトでは、東京の離婚相談を得意とする弁護士に関するさまざまな情報をユーザー様に紹介します。独自に調査した情報をもとに作成していますので、比較・検討の材料にぜひご活用ください。
