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離婚した後に子どもの行事参加はどうすべき?

公開日:2023/06/01  最終更新日:2023/05/24

子どもの行事

子どもが好きなので、離婚した後も子どもの学校行事に参加したいと考えている人もいるでしょう。定期的に面会交流を行っている場合は、子どもも父母で参加してほしいと思うかもしれませんが、元配偶者の考えを尊重するのを忘れないようにしましょう。拒否されることや行事を限定されるときがあります。きちんと話し合いましょう。

離婚しても子どもの行事には参加できる?

子どもの行事に参加できますが、元配偶者から拒否される可能性があります。

面会交流とは違う

親子で会話や食事をして交流する面会交流とは異なります

学校行事は、子どもが取り組んでいることを見守るスタンスを貫くことになるので、子どもと交流する時間はそこまで確保できないでしょう。

子どもが学校で、一生懸命に何かに取り組んでいる姿を見たいと考えている人は、事前に話し合っておきましょう。当日になっていきなり参加したいと申し出ても、対応してもらえない場合があります。

拒否されることがある

子どもを毎日育てているわけではないのに、学校行事だけに参加してほしくないと考えている人もいます。そのような場合は、後から写真や動画を送ってもらいましょう。

顔を合わせないように参加できる

顔が見えない場所で、卒業式などに参加してもらう方法があります。この場合は、学校行事に参加するときの条件として事前に伝えておきましょう。

父母一緒に参加する場合

子どもが好きな場合は、離婚する前と同じように学校行事に参加しているケースがあります。

ただし、子どもも父母が好きであることが条件になるでしょう。また、周囲の保護者や学校関係者のなかには、離婚していることを知っている人もいるでしょう。そのような人から変な目で見られていないか気になって仕方ない人は、参加方法を考えてもらう方がよいでしょう。

行事を限定して参加する場合

入学式は、学校の雰囲気が分からないので参加を見送ってもらうケースがあります。

ただし、卒業式は参加できるようにしているなど、元配偶者が子どもの成長や学校の雰囲気などを考慮して考えているので、それにできる限り従うようにしましょう。運動会や授業参観なども、学校の雰囲気を見ながら判断していくことになるでしょう。

子どもの行事に参加するメリット

メリットを2つ紹介します。ほかの人の視線が気になる人は、父母で参加する方法があります。

ただし、離婚していることが周りの人に知られている場合は、この限りではありません。

面会交流とは違う姿を見られる

たとえば、月に一度の面会交流が定期的に行われているのであれば、運動会や授業参観に参加したときは、面会交流とは違う子どもの一面を見られます。

面会交流では、子どもと一緒にテーマパークやレストランで過ごすのが一般的ですが、学校で子どもが何かに取り組んでいる姿を見られるメリットは大きいでしょう。

色眼鏡で見られなくなる

父母が一緒に学校行事に参加することで、周りの保護者から色眼鏡で見られることがなくなります。

平日の学校行事であればそこまで思われることはありませんが、入学式、卒業式、運動会などの行事であれば、色眼鏡で見られることも充分考えられるからです。

子どもの行事に参加するデメリットや注意点

デメリットを1つ、注意点を3つ紹介します。自分が参加したいと思っていても、参加することで何かしらの悪影響を及ぼす可能性があるときは、参加できないようになっています。

子どものメンタル面に影響を及ぼす

子どもに心理的な負担を負わせてしまうことも珍しくありません。父母の気持ちだけを優先して決定しないようにしましょう。

また、子どもがある程度の年齢になると、自分がどうしたいのか発言できるようになります。子どもの意見を尊重するのは、親として必要な行動です。

面会交流が認められていないとき

子どもが親と会うのを拒否しているときや、子どもが親と会うことで危険な目に遭ってしまうときは、子どもの行事に参加してはいけません。

接近禁止命令があるとき

子どもにストーカー行為をしているような状況であれば、子どもの学校行事に参加してはいけません。

学校行事の予定を、元配偶者が教えてくれなくても仕方ないと思っておきましょう。

接近禁止命令を破ると、罰則が与えられることも考えられるので、注意してください。また、子どもに対してだけではなく、元配偶者に対してもストーカー行為は禁止です。

保護者証が必要なのに学校に連絡していないとき

最近では、勝手に校内に大人が入れないようになっています。

学校行事が行われる日までに、申し込みしなければいけません。当日許可なく校内に立ち入ると、罪に問われる可能性があります。どうしても参加したいときは、子どもの担任や学校関係者に事前に連絡を入れましょう。

まとめ

学校行事の当日に、無許可で校内に立ち入ると罪に問われる可能性があるので、どうしても子どもの学校行事に参加したいときは、元配偶者と話し合っておきましょう。その結果、行事を限定して参加することや、父母一緒に参加することになるかもしれません。ただし、接近禁止命令があるときや、面会交流が認められていないときは、基本的に参加できないので気を付けてください。

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