離婚時のストレスや精神的ダメージは大きいもの！減らせる方法とは
離婚は両者の心に大きな負担を与えます。精神的なダメージやストレスは避けられませんが、軽減することは可能です。感情をあらわにして発散し、夢中になれるものを見つけて打ち込みましょう。ときには専門的なサポートや心理的なケアが重要です。この記事では、離婚時のストレス要因や、それを軽減する方法について詳しく解説します。
離婚時に抱えがちなストレスの原因
離婚を経験している人の多くが、離婚後に非常に強いストレスを感じています。ストレスをポイント化する、神戸市精神保健福祉センターの試みによると、第5位に離婚がランクインしています。なぜ離婚は大きなストレスを生むのでしょうか。
ストレスの原因を明らかにし適切な対処法を見つけることが、離婚後の精神的な健康を守る鍵です。離婚に潜むストレスの原因を探りましょう。
不信感
離婚がいきなり告げられた場合、今まで感じてきたパートナーへの信頼感が崩れることで強いストレスが生じます。信頼し、期待していた相手からの裏切りと感じることで、絶望的な気持ちになる場合があります。
自責の念
離婚を切り出す側も自責の念を感じることがストレスの原因です。相手を裏切ってしまったとの後悔や、傷つけてしまったとの罪悪感が精神的ダメージとなって襲いかかってきます。
一度は信頼し、一緒に生活をともにした相手に対して別れを告げることで、相手を追い詰めてしまったと感じるケースもあります。相手を許すだけの心の広さが自分になかった場合も、申し訳なく感じるかもしれません。
未来に対する不安
離婚により、世間体の悪化や、経済力が落ちること、生活面での不安が出てくることがストレスとなります。とくに、子どもがいる場合は、シングルマザー・シングルファザーとなる不安や、親権を持たない場合は子どもの成長を見守れないつらさが生じます。
ストレスとしてつらいのは、切り出した側？それとも切り出された側？
離婚は切り出した側も切り出された側も、どちらも大きなストレスを抱えます。自分が完璧だと感じる人はほとんどいません。
切り出された側は、相手の要求を満足させられなかったことが原因であったのではないかと、後悔の念を感じます。さらに、相手への優しい気遣い、一生懸命尽くしてきたことが通じなかった怒りも、大きなストレス要因です。
一方、自ら離婚を選んだ場合も、ストレスを感じることがよくあります。相手が離婚で傷ついている姿を見ると、自分に対する自責の念が生まれます。
また、浮気や相手の裏切りが原因であっても、原因を作ったのは自分ではないかと、自分のせいで相手の心が離れた状況を受け入れること、それ自体がストレスとなり得ます。
いずれの場合も、離婚は切り出した側、切り出された側、どちらも大きなストレスを発生させます。離婚を伝える側だから大丈夫と考えていると、心に大きなダメージを受ける可能性もあるため、適切な対処法を知っておかなければなりません。
離婚時のストレスや精神的ダメージから克服する方法
離婚は精神的に大きなダメージを与える、好ましくない経験ですが、そのストレスを上手に解消する方法が存在します。離婚は大きな試練ですが、適切な方法を活用することで、精神的なダメージを軽減し、未来に進めます。
離婚のダメージを克服し、前向きに生活するための方法を紹介するので、覚えておきましょう。
感情を開放する
つらい気持ちを自分の中だけに閉じ込めず、素直に感情を表現することが大切です。友達や家族に話を聞いてもらったり、思い切り感情を発散させることがストレスの解消につながります。自分を抑えずに積極的に笑ったり泣いたりするのも、感情を開放する手助けになります。
環境を変える
離婚後、思い出の詰まった場所から離れることです。新しい環境での生活は、新たなスタートを切る手助けになります。引越しが難しい場合でも、ホームステイや長期旅行などを計画し、一時的に異なる場所でで気分転換が可能です。
振り返る
結婚生活はふたりで作るものです。したがって、片方だけが100％悪いということはほとんどありません。自分自身の過ちや反省点の自覚は成長の一環です。相手への非難ばかりでなく、離婚を冷静に振り返りましょう。
夢中になるものを見つける
離婚後は自由な時間が増えます。これまでできなかったことを楽しんでみましょう。新たな趣味やアクティビティとの出会いは、大きなストレス解消につながります。何かに夢中になることは、ストレス解消に非常に効果的です。
自分に合った趣味や活動を見つけ、充実感を味わいましょう。これが新たな生活への第一歩となります。
人に頼る
離婚にともなうストレスが大きすぎる場合、うつ病などの深刻な問題を引き起こすこともあります。離婚のダメージをうまく解消できない場合は、地方自治体が開催する心の相談室、NPO法人や民間のカウンセラーなどを利用しましょう。他者のサポートを受けながら、精神的な健康を守りましょう
まとめ
離婚は精神的な負担が大きい出来事であり、自分ひとりで抱え込むのは難しいものです。しかし、感情を素直に表現することや、新しい環境での生活も、ストレス軽減の一環です。適切なストレス解消方法の実践が、前向きに未来を見越して歩めます。離婚で受けるダメージは大きいですが、適切に対処し、新たな幸せを見つける第一歩としましょう。
はじめまして。昨年離婚したばかりの30代サラリーマンです。離婚するときは離婚届に判を押して提出するだけかと思っていたのですが、そうはいきませんでした。弁護士はそれぞれ得意な分野があります。僕が離婚するときに調べたことをみなさんにも共有したいと思いサイトを立ち上げました。当サイトでは、東京の離婚相談を得意とする弁護士に関するさまざまな情報をユーザー様に紹介します。独自に調査した情報をもとに作成していますので、比較・検討の材料にぜひご活用ください。
