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離婚をスムーズに進めるためにはどうしたらいい?

公開日:2025/02/15  

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離婚をスムーズに進めるためには、感情的にならず冷静な判断が必要です。お互いの主張を尊重し、建設的な話し合いを心がけることが、円満な解決への第一歩となります。また、専門家のアドバイスを受けると、手続きや条件交渉がスムーズに進めやすくなります。本記事では、離婚を円満に進めるためのポイントを詳しく解説します。

スムーズな離婚へのステップについて

離婚をスムーズに進めるためには、いくつかの重要なステップがあります。

以下で詳しく見ていきましょう。

離婚後の生活を見据えた計画を立てる

新しい住まいや仕事、お金のことなど、今後の生活の見通しを具体的に考えておくと、不安を軽減し、冷静に判断ができるようになります。

離婚してからではなく、離婚前にできるだけ整えておく必要があります。

協議離婚を選ぶ

離婚方法としてもっとも手軽な協議離婚を選ぶことがスピーディな解決につながるでしょう。

協議離婚は夫婦間での話し合いによって成立するため、合意さえ取れれば迅速に離婚手続きを進められます。

できるだけ夫婦ふたりで話し合う

話し合いを進める際には、できるだけ夫婦ふたりで話し合うのが望ましいです。

第三者を交えると、感情的な対立が生じて話し合いが進みにくくなりますが、ふたりきりの話し合いなら、より正直な意見交換が可能です。しかし、DVや危険をともなう場合は、必ず第三者を交えて安全を確保しながら進めましょう。

離婚問題に詳しい弁護士に相談する

また、離婚問題に詳しい弁護士に相談することも、離婚をスムーズに進めるための有効な手段です。

弁護士は、法的な視点からアドバイスを提供し、話し合いが進まない場合には障害となっている要因を明確にする手助けをしてくれます。自分に有利な条件で離婚を進めたい場合や、冷静な判断が難しいと感じたときには、専門家のサポートを受けた方がよいでしょう。

離婚を円滑に進めるための準備とポイント

離婚を円滑に進めるためには、事前の準備とポイントを押さえる必要があります。

以下で4つのポイントを紹介します。

離婚理由を明確にする

離婚理由が曖昧なままだと、相手を納得させるのが難しく、話し合いが長引いてしまう原因となります。

離婚の意志を固めたら、具体的な理由を整理し、しっかりと相手に伝えることがスムーズな離婚への第一歩です。

離婚したい理由の証拠を確保しておく

不倫やDVなど、離婚原因となる証拠は法的にも有効で、慰謝料請求や有利な条件交渉の際に役立ちます。

別居後は証拠の入手が難しくなったり、証拠が処分される可能性があるため、早い段階で証拠を集めておきましょう。

離婚調停は時間がかかる

離婚調停を検討する場合、思っている以上に時間がかかると覚えておきましょう。

調停は裁判所での話し合いですが、調停委員が間に入って調整するだけで、相手が離婚に応じない限り、調停が不調となる可能性もあります。調停では相手に離婚を強制する権限はないため、時間を要するものと理解し、焦らずに進めましょう。

書面にまとめて公正証書にする

離婚の際に決定した条件は、書面にまとめて公正証書にするのを強くおすすめします。

話し合いで取り決めた内容を認諾文言付き公正証書として残しておけば、万が一相手が養育費や慰謝料の支払いを怠った場合でも、裁判所を通さずに相手の財産や収入を差し押さえられるようになります。

離婚合意が難しい時の対処法

離婚の合意が難しい場合、冷静に対処するためにはいくつかの方法があります。

以下で詳しく見ていきましょう。

調停や裁判に移行する

夫婦間での話し合いが平行線をたどり、協議離婚が成立しない場合は、調停や裁判を検討しましょう。

協議離婚に固執しても、解決の見込みがない場合、時間がかかると覚悟したうえで法的な手続きを選択する必要があります。また、DVや無視といった問題が絡む場合も、第三者を介する調停や裁判は有効な手段となります。

相手に有利な条件を提示する

相手が条件にこだわって離婚に応じない場合は、相手に有利な条件を提示するのもひとつの方法です。

たとえば、財産分与を多めにしたり、養育費を相場より高めに設定するなど、経済的な配慮を見せると相手が態度を変える可能性があります。相手の関心が金銭面にある場合は、金銭に関わる条件を柔軟に見直すと、離婚の合意を早められるでしょう。

すぐに別居する

離婚を伝えた後、すみやかに別居に踏み切るのも有効な手段です。

相手が離婚の話を取り合わない場合や、話し合いが進まない場合には、別居を決断することで、離婚への本気度を示せます。別居をするとお互いに冷静に考える時間が生まれ、もう元には戻れないという意識をもたせる効果があります。

加えて、別居期間が長くなれば、長期間の別居自体が法的に離婚が認められる法定離婚事由として主張できるようになり、裁判での離婚が成立しやすくなるでしょう。

まとめ

離婚をスムーズに進めるためには、適切な準備と冷静な対処が重要です。離婚理由の明確化や証拠の確保をしたうえで、夫婦ふたりで話し合いの場を設けることが、円満な解決への第一歩となります。さらに、話し合いが難航した場合には、調停や裁判を視野に入れ、必要に応じて専門家の助言を受けましょう。相手の条件に柔軟に対応し、冷静な判断をすれば、より円滑な離婚を実現できます。スムーズに離婚するために、なるべく感情的にならず、計画的に進めましょう。

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はじめまして。昨年離婚したばかりの30代サラリーマンです。離婚するときは離婚届に判を押して提出するだけかと思っていたのですが、そうはいきませんでした。弁護士はそれぞれ得意な分野があります。僕が離婚するときに調べたことをみなさんにも共有したいと思いサイトを立ち上げました。当サイトでは、東京の離婚相談を得意とする弁護士に関するさまざまな情報をユーザー様に紹介します。独自に調査した情報をもとに作成していますので、比較・検討の材料にぜひご活用ください。